タカタアグリコンソーシアム本日の現場は
ドメーヌミカヅキさんのぶどう畑
春から続いた地道な植樹作業もやっと終わりが見えてきました。
植樹作業は穴掘りや苗木の植え付けだけではなく
バックホーンが入った際に出てきた砕石なども拾い集めます。
これもなかなかの重労働です。
砕石があると圃場に常用の草刈機のモアなどが入る時や
草刈りを行うときに刃が当たって危ないので
大事な圃場整備の一つです。
なかなかの肉体労働ですが
みなさん黙々と集めてくださいました。
これ、農家さん一人でやるのはなかなかの骨おり作業です。
Spotifyで音楽をかけながら
世間話をしながら
こまめに休憩しながら
天気の話や季節の話をしながら
みんなでやるとあっという間に終わります。
同じ陸前高田市内でも各地にぶどう畑を展開する
ドメーヌミカヅキさんのマイクロクライメットという考え方
マイクロクライメットとは
小さい土地の違い=マイクロクライメット(微小気候)を区別し
畑を分散させリスクヘッジすること
そして複雑なそれぞれの畑の特徴を把握しながら
栽培・醸造方法も柔軟に対応していくことで
同じ産地、同じ品種でも、それぞれの小さい土地のワインの個性を出そうとしています。
そんな小さな畑の個性を私たちも微力ながら支えていると思うと
ドメーヌミカヅキさんが目指す希望のワインのストーリーの一員になれたような気がして
ますます地道な圃場整備が尊い仕事のように思えてきます。
みなさん来シーズンも植樹のお手伝い
よろしくお願いしますね。
文:鈴木 拓