農福連携進捗


休眠預金活用事業とは


休眠預金とは、内閣府が推進する取り組みとなっており。

10年以上取引のない預金(休眠預金)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度のことで2019年度から始まりました。

その中で令和5年度、休眠預金の活用事業の中で農福連携推進の公募があり かねてから朝日のあたる家でも実施していた農福連携を、より陸前高田を中心とした気仙地域で推進していくためにこちらの事業に応募することとしました

地域のスター農家による農福連携推進事業

内容は大規模農家に就労支援機能を内在化させるといった大枠でした。

(事業名:大規模農家の福祉部門の内在化による地方在住の障がい者雇用創出)

要するにスター農家(生産規模3000万以上の農業法人)に福祉就労である就労継続支援A型あるいは就労継続支援B型事業所を作り、農福連携を推進しようと言ったものでした。

とはいえスター農家は全国で1.5%と言われる中、大規模農家のない陸前高田や地方の地域では難しいのではと思っていたところ、コンソーシアムとして複数農家でのチーム応募が可能とのことで

過疎化地域でもチームを組んでみんなでスター農家を目指し、農福連携を推進しながらその目標達成を目指そうということで、陸前高田の若手農家さんに声をかけ説明会を行いました。

タカタアグリコンソーシアムの結成

みらい創造財団朝日のあたる家を幹事として
農福連携へ賛同いただいた7つの農家さんとで
タカタアグリコンソーシアムを結成し、休眠預金活用事業へ応募しました。

結果、全国の激戦を勝ち抜いて
「過疎地域における若手就農者チームによる農福連携基盤構築事業」
として無事採択を得ることができました。

地域の課題としても、関係者へのヒアリングにおいて
農家側としては、陸前高田では小規模農家が主であり、生産量をあげたいが労働力が確保できていないこと、農家の高齢化が進み、担い手がいないことで耕作放棄地や廃農が増えているといった現場があり。
福祉側としては、農業における就労体験や機会の需要はあるが、十分に提供できていない現状や、受託する仕事が減ってきており、仕事を探しているといった現場が確認された。

農福連携自体もあまり連携例はなく、また一つの農家と一つの福祉事業所とでは 農業も作物によってはシーズンものなので、その時の単発な仕事で終わってしまうイメージもあるようであった。

チームで農福推進するスケールメリット

タカタアグリコンソーシアムは複数農家でチームを組んでいることから
果樹、野菜、他作物を合わせて、1年を通して仕事の需要があること
各シーズンで就労機会を提供できることをとても強みと考えています。

まずは1年間の中で実証と検証を進めていくことで
それぞれの現場でのノウハウをチーム内でも共有しながら
地域の就労継続支援B型事業所や各就労支援センターとも連携をとりながら
一次産業を支える仕組みづくりとして
まずは農業への広い社会参加作っていくことからがスタート。

今年度は早くも13件の農福連携の現場を予定しており
その様子もこちらで随時紹介していきたいと思います。

タカタアグリコンソーシアムは陸前高田の農業の持続化と発展を目指して
新しい農業のカタチを私たちは目指します。

文:鈴木 拓

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