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Snow Peak陸前高田キャンプフィールド✖就労継続支援B型事業所青松館

ワンチームで進み続ける


まだまだ暑さが残る9月下旬。
ようやく朝晩の気温が下がり、秋の空気を肌で感じる今日この頃、「スノーピーク陸前高田キャンプフィールド」は1周年を迎えます。

1周年祭を控え、スノーピークのスタッフさんが準備を進めるなか、宿泊施設をテキパキとお掃除をする、青松館の皆さんの姿がありました。

お客様が気持ちよく使えるために

青松館がスノーピークから委託された清掃箇所は、キャビンや「住箱」というモバイルハウスの宿泊施設13棟と、キャンプ泊のお客様が利用する、共同スペースのサニタリー棟4棟です。この日はサニタリー棟の清掃から取り組んでいました。

サニタリー棟はトイレ、炊事兼洗い場、シャワー室、ランドリー、ゴミ捨て場などの設備があります。1棟あたり1時間程で仕上げて、1日でサニタリー棟4棟の清掃に入るそうです。青松館の職員2人と利用者6人で、役割を分担して手際良く進めていました。

今日が初めての利用者の方もいましたが、お互いに声掛けをしながらスムーズに作業をしていて、あっという間に綺麗に仕上がっていました。

清掃のお仕事が大好きで、特にお風呂の浴槽を磨く時が楽しいと話してくれました!
シャワー室はヌメリやカビを取るのが一苦労……。それでも汚れひとつ残さず、こすりとります!
水滴1つ残さず拭き取り、次のお客様を迎えます

清掃は単純作業?否、臨機応変さが求められる!

この日はサニタリー棟の清掃でしたが、キャビンや住箱を利用したお客様がいた場合は、全く違うスケジュールになります。

10時のチェックアウトした後に清掃に入り
次の方がチェックインする15時までに
清掃、換気、ベッドメイキング、エアコンやガスを入れる等の入れ替えの
細々したところを全て青松館の皆さんが完了させます。

ちなみにイベント等で満室の時は
13棟全ての総入れ替えをやっているとか……。
想像していたよりもハードなスケジュールで驚きました。

その中でも青松館の職員の方は
「時間に追われる場面もありますが、怪我がないように声掛けをするように気を付けています。キャンプ場での作業は景色が良く、利用者さんも気分転換になって良い現場です」
とお話ししてくれました。

頼りになる仲間と新たな試みを

スノーピークのスタッフである晴山さんは
「清掃の部分は青松館の皆さんに信頼を置いてお任せしています。
もちろん、分からないことや改善点等は相談していただいて、一緒に解決してきました。
これからも意思疎通をしっかりしながら、気持ちよく働いていただきたいです。

宿泊施設の入れ替えの際には、気付きにくい汚れなども報告してくれたり
設備の配置が変わるときも、柔軟に対応してくれたり。
1年経った今でもトラブル無くやれているのは、青松館の皆さんのおかげです」
とにこやかにお話ししてくれました。

また清掃だけでなく、これからは新たなお仕事も増えるようです。

「今、スノーピーク陸前高田では”手ぶらキャンプ”というプランが始まっています。
それはキャンプに必要な道具をスノーピークが用意して、お客様には身一つでお気軽に利用していただけるというものです。
この貸出するキャンプ道具のメンテナンスを、今後青松館の皆さんにお願いしようかと考えています。メンテナンス自体は難しくはないのですが、スタッフだけでは手が回らなくなることも。
青松館の方にやっていただけると本当に助かります。
これからも永く一緒にやれたらと思います」

1周年を迎えてますます盛り上がる
スノーピーク陸前高田キャンプフィールド。
青松館という強い味方と共に、これからも気持ちよくお客様を出迎えます。

取材・文 熊谷美里

▶️スノーピーク陸前高田キャンプフィールド
https://www.snowpeak.co.jp/locations/rikuzen/

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